5本指で足が開くのは本当にメリットなのか
5本指ソックスの最大の特徴は
- 足の指が開くことで動かしやすくなる
- 足裏の接地面が広がることで姿勢が安定する
- 汗をかきにくくなり臭いや水虫対策になる
- 指への締め付けが減り冷え症状を緩和する
など様々です。
しかし、足の指を開くことが本当に健康につながるのでしょうか?
5本指ソックスの落とし穴
理学療法士の学術大会にて、 『足袋ソックス着用時の足趾把持力および重心動揺の関連性』 という足の論文が発表されました。
この研究は「普通の靴下」、「5本指ソックス」、「足袋」、「裸足」の四つのうちどれが最も立った時の足底把持力(足指のつかむ力)が強いが強いのかという内容です。
実験の結果をまとめると、安定性が高かったのは
1位:裸足
2位:足袋
3位:普通の靴下
4位:5本指ソックス
という予想外の結果でした。
足の指を使いやすくして安定して立ちやすくなる、と言われている5本指ソックスが普通の靴下よりも不安定なのは意外ですよね。
なぜこのような結果になったのでしょうか?
普通の靴下と5本指ソックスの大きな違い・・・
それは、 指と指の間に仕切りが あるか ないか です。
実は手や足は、指と指の間に隙間があると強く握れなくなります。
実際に片手をわざと指の隙間をあけながら全力で握ってみてください。
かなり力が入りにくいですよね。
反対に 指の間を閉じて握るとしっかり力が入ると思います。
通常、足趾は 体重のかかり具合に応じて指の隙間が開いたり 閉じたりと柔軟にカタチを変化させます。
しかし、 5本指ソックスのように 仕切りがあると、 指と指が常に離されて隙間ができてしまいます。
また足の指に隙間がある形というのは「開帳足」を招きます。
ラクちんソックスの足へのメリット
ラクちんソックスは足の小指だけが分かれる構造になっています
これは靴下の前側についている横アーチサポートをずれさせないための機構です。
そして、横アーチを支えることで足の形を正常に保ち本来の足趾の把持能力を発揮しやすい構造になっています。
足の痛みで病院に行ってみたり、靴下やインソール、普段の姿勢、歩き方などを変えてみても、なかなか変化を実感できなかった方。
ぜひ、まぼろし工房のらくちんソックスをためしてみてください。
HPはこちらから